こんにちは。
突然ですが、立つことを意識したことはありますか?
武道・武術をされている方なら意識しているかと思いますが、私はまだきちんと立てる自信がありません…
なので、たんとうこう(站椿功)をやってます。(立禅という場合もあり)
「たんとうこう(站椿功)」とは、中国武術や気功における特別な訓練法で、杭(い)のようにただ真っ直ぐに立って一定の姿勢を保ち、全身の力を抜きつつ気の巡りを良くし、心身の安定と強靭さを養うものです。主に太極拳や太気拳などの流派で行われ、安定した静止状態を保つことで、攻防や発勁(発力)に必要な体幹や精神の基準を築く訓練とされています。
たんとうこうでよく指摘されるのは、
- 力を抜く(必要最低限の力で姿勢を維持する)
- 全身で立つ(きちんと立てれば宙に浮いている感覚)
- 仙骨を入れる(腰から背中まで軸が通るように)
現時点での理解ですので、あとあと変わるかもしれませんが概ねこんな感じ。
たんとうこうのやり方も、本とか動画で紹介されてますが、人によって言ってることが違うんですよね…
この辺が難しいところ。結局は身体で感じるしかありません。
套路を覚えるのも大事ですが、まずは立てないと始まらない。
道のりは長いですが、まずは立つことから始めてみてはいかがでしょうか。
原点回帰。
私も精進いたします。